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 ●非核の政府を求める会ニュース
 
●2004年

●2004年12月・2005年1月合併号

 新年号は、同会の被爆60年・核兵器廃絶アピールに賛同を寄せた各界26氏のメッセージを掲載。各氏とも「核であろうとなかろうと、戦争はいけません」(落語家・桂米朝さん)「核兵器を持つ者こそ最高の犯罪者でありテロリストである」(作曲家・小林亜星さん)「ヒロシマ・ナガサキを忘れないことを誓います」(女優・渡辺美佐子さん)等、非核平和の熱い思いが語られ、「各方面の多くの方々の非核世界実現の願いが伝わってくる」と反響を呼んでいます。
 このほか、文化庁芸術祭大賞受賞ラジオドラマ「ヒロシマの黒い十字架」の演出はじめ広島から被爆の実相を発信し続ける中国放送・三村千鶴さんのインタビュー、非核ニュージーランド研究・交流団参加者の座談会等も好評です。


●2004年11月号

 非核の政府を求める会の「非核ニュージーランド研究・交流団」の活動を詳しく紹介しています。核兵器廃絶のための政府、自治体、NGOの共同の発展をめざすとともに、同国の非核法の研究を目的に訪問した同交流団は、現国会議長、元国連大使、元軍縮大臣、法学者、草の根の活動家ら多彩な人々と交流・懇談。被爆60年にむけた核兵器廃絶の世論と運動の重要性、イラク戦争問題、非核法制定の経過と意義、非核自治体活動等についての活発な交流のもようが具体的に紹介されています。
 このほか、国連第1委員会でミャンマーが、東南アジア諸国連合を代表して、核兵器廃絶などを訴えた演説の抄訳、県内全自治体での「非核宣言」採択をめざす非核長崎県民の会の自治体訪問ルポ等も好評です。


●2004年10月号

 10月号では沖縄沖で1965年に発生したタイコンデロガ事件のドキュメンタリー『水爆搭載機水没事件』の著者・ドウス昌代さん(在米ノンフィクション作家)が新原昭治・非核政府の会専門委員のインタビューで、今日につながる核持ち込み問題や非核平和への熱い思いを語っています。ドウスさんは、空母タイコンデロガ乗組員が日本への核持ち込み禁止を知らず、「オヤッという表情に一変したのが忘れ難い」と述懐。日本がなすべき主張について、「非核3原則は日本にとっての信念」「国連で日本が発言しつづける点はそういうこと」と語っています。
 このほか、新アジェンダ連合7ヵ国外相が核兵器廃絶の重要性を訴えた共同署名論文、原爆症認定集団訴訟の意義を論じた池田眞規弁護士の論文、非核大阪の会の非核宣言自治体訪問ルポ(東谷敏雄氏)等も好評です。


●2004年9月号

2004年9月号 9月号のインタビューに女優の渡辺美佐子さんが登場して非核・平和への思いを語り、好評です。今まで自分がしてきたことで一番よかったことは、広島の爆心地で12歳で焼き尽くされた友だちを題材にしたエッセー「りんごのほっぺ」を書いたこと、と紹介。同作品が高校教科書に取り上げられたことにふれて、若い人たちが理不尽な原爆や戦争のことを考えてくれるのはなによりもうれしいと語っています。原爆詩集の朗読劇「この子たちの夏」に20年前の初演から出演している渡辺さん。「血なまぐさい世界のまっただ中にいる」いま、「被爆60年の来年もぜひ、『この子たちの夏』でたくさんの人に出会いたい」と語っています。
 このほか、第59回国連総会で日本政府が被爆国として核兵器廃絶の役割を発揮するよう求めた申し入れ、〈資料〉「アメリカの核戦力─2004年(下)」も掲載。「核エネルギーとは何か」を論じた「広島・長崎被爆の実相」シリーズ(第3回)等も好評です。


●2004年7月・8月合併号

2004年7月・8月合併号 7・8月合併号の〈非核対談〉に秋葉忠利・広島市長が登場し、ジャーナリスト・増田れい子さんと対談しています。秋葉さんは2005年・被爆60周年について、「人類の将来のために解決しなければいけない宿題の提出期限」だとし、来年開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議で「国連の組織として核兵器廃絶への正式の文書を採択してもらいたい」と発言。広島市の将来像についても、世界的な悲劇を受けた都市として、「広島に住みたい」と世界中から若い人たちが集まってくる世界の一流都市にしなければ、亡くなった人たちに申し訳ないとの思いを語っています。
 このほか、原水爆禁止2004年世界大会の成功をよびかけた同会のアピールを掲載。自衛隊の多国籍軍参加問題での政府弁明について、その矛盾と詭弁を批判した田中則夫・龍谷大学教授の論文、「核エネルギーとは何か」を論じた「広島・長崎被爆の実相」シリーズ(第2回)等も好評です。


●2004年6月号

 6月号は、安曇野ちひろ美術館館長・松本猛さんが登場して、没後30年となる絵本作家・いわさきちひろの作品と活動を最近の研究もふまえて紹介。広島での被爆やベトナム戦争下の子どもたちを描いた反戦の作品について、ちひろは子どもを暴力から守るべき生命の象徴とみたこと、自分の役割は「どんなにかわいい子どもたちが悲惨な目にあったかを伝えること」と述べていたことにもふれ、「世界中の子どもに平和としあわせを」のちひろの願いを今の時代に広げたいと語っています。
 被爆60周年にむけて新シリーズ「広島・長崎被爆の実相」がスタート。第1回「核兵器の出現」(中嶋篤之助氏)に続く多彩な執筆陣・テーマに期待が寄せられています。
 このほか、小論「NPT再検討会議の成功のため何が求められているか──第3回準備委員会が示したもの」、米誌掲載資料全訳「アメリカの核戦力──2004年」(上)等も好評です。


●2004年5月号

2004年5月号 5月号は、第19回全国総会(5月15日)を特集しています。主な内容は、総会全体の模様を紹介した記事のほか▽活動方針「被爆60年へ核兵器廃絶の世論を喚起するイニシアチブを」▽国民のみなさんへの訴え▽広島・長崎両市長ら自治体首長、団体のメッセージ▽新役員名簿▽参加者の感想など。「核兵器廃絶・非核政府をめざす今日の情勢と運動方向がよくわかる」「力強い提案と討論で前途に光明をみました。うれしいことです」と好評です。
 このほか、広島の原爆被爆を題材にした映画「父と暮せば」に主演の女優・宮沢りえさんが登場。「原爆で愛する人を失った方々にウソのないようにと演じました」と述べて共感を呼んでいます。改憲論の矛盾をついた浦田賢治・早稲田大学教授(当会常任世話人)の論文も好評です。


●2004年4月号

 4月号は、作家・松本侑子さんが登場して非核・平和への思いを語り、好評です。日本ペンクラブ編『それでも私は戦争に反対します』に反戦文学の評論を寄せた松本さんは、平和と言論・表現の自由は一セットとのべ、「平和と民主主義を脅かす動きがあるときには、知らん顔をしていてはいけない」と指摘。核兵器廃絶に向け、「核兵器を大量に保持し、実際に使ったアメリカの国民に、原爆がどんな被害をもたらしたか、もっと伝えてほしい」、それは「被爆国日本しかできない」と語っています。
 このほか、「劣化ウラン弾は核兵器か」の議論に科学的検証を試み、同問題の真の国際連帯の方向を問う野口邦和・日大講師の論文「劣化ウラン弾問題を考える」、今日の改憲策動の特徴と9条改悪阻止への運動方向を論じた浦田賢治・早大教授の論文等も反響を呼んでいます。


●2004年3月号

 伊藤一長・長崎市長と常任世話人の中島篤之助氏との対談が好評です。伊藤市長は、2005年のNPT(核不拡散条約)再検討会議が、前回(2000年)NPT会議で合意された「核兵器廃絶の明確な約束」を核保有国に実行させていく上で、特別の重要性を持った会議になると指摘。これに向けて、内外で世論と運動を広げていこうと強調しています。また、原爆被害の原点に立つことが今こそ必要と指摘し、被爆の実相を広げ廃絶の世論を高めていくことが、ナガサキが世界に発信すべきことと述べています。
 ニュースではまた、1月末に開催された核兵器問題の「ワシントン・シンポジウム」の模様を新原昭治氏が寄稿しています。3・1ビキニデーでの特別企画「劣化ウラン弾問題シンポジウム」の記事、エルバラダイIAEA事務局長の「核軍備撤廃こそ人類自滅を回避する道」とのN・T紙への寄稿(翻訳)なども掲載しています。