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第75回国連総会決議 「核兵器禁止条約」
(2020.12.7)

  第75回国連総会は12月7日の本会議で、第1委員会(軍縮・国際安全保障)で議論された決議案の採決を行い、 核兵器禁止条約への署名・批准の進展を「歓迎する」決議案を130ヵ国の賛成(反対は42、棄権は14)で採択した。昨年の同様の決議への賛成は123ヵ国で、賛成は7ヵ国増(昨年の反対は41、棄権は16)。2017年の国連会議の条約採択は122ヵ国。増えたのは、マリ、ルワンダ(それぞれ昨年は棄権)、中央アフリカ、チャド、ギニア、ナウル、パプアニューギニア(いずれも昨年は採択に参加せず)。反対が1ヵ国増えたのは昨年棄権だった北朝鮮。
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 核兵器禁止条約

 総会は、
 2017年12月4日の決議72/31、2018年12月の決議73/48、2019年12月の決議74/41を想起し、

 1.2017年7月7日に核兵器禁止条約が採択されたことを歓迎する。

 2.2017年9月20日以降、ニューヨークの国連本部で同条約への署名が開始されたことに留意する。

 3.2020年9月30日時点で84ヵ国が同条約に署名し、46ヵ国が批准ないし承諾したことを歓迎する。

 4.すべての加盟国に可能な限り早い時期に同条約への署名、批准、承認、承諾することを要請する。

 5.2国間、準地域、地域および多国間での連携や、出先機関その他の手段を通じて、条約の順守を推進するために、加盟国に対して署名、批准、承認、承諾することを要請する。

 6.条約の寄託者である国連事務総長に対し、第76回国連総会において、条約の署名、批准、受諾、承認または加盟の状況について報告するよう要請する。

 7.第76回総会の議題に、「全面的かつ完全な軍縮」の表題のもとに、「核兵器禁止条約」のサブ表題を含めることを決定する。