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 ●国連・世界の動き
 
米国家安全保障戦略報告を発表
 核兵器使用含む先制攻撃を強調

 米ブッシュ米政権は、8月15日の「国防報告」に続き、9月20日「国家安全保障戦略報告」(ブッシュ・ドクトリン)を発表しました。

 公表された「報告」では、対テロ戦争で「単独行動をためらわない。必要なら自衛のため先制攻撃も辞さず」と、単独での先制攻撃がありうることを宣言しました。「脅威が現実となる前に抑止し自衛しなければならない」とのべ、イラクへの攻撃の必要を強調しています。これまでも米政府首脳はくりかえし先制攻撃を強調してきましたが、今回「国家安全保障戦略」というブッシュ政権としての公式文書として宣言したところに重大な意味があります。「国防報告」が核兵器使用をも含めた先制攻撃の必要性を説いていることからも、国家方針となった先制攻撃戦略のもとで核兵器使用の現実的危険を浮き彫りにしています。