| 度重なるオバマ政権の未臨界核実験強行に強く抗議する |
| 非核の政府を求める会常任世話人会(2012.1.6) |
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2012年1月6日
アメリカ合衆国大統領
バラク・H・オバマ 閣下 非核の政府を求める会常任世話人会
度重なる未臨界核実験の強行に強く抗議する
貴国エネルギー省国家核安全保障局(NNSA)は5日、ニューメキシコ州のサンディア国立研究所で昨年11月16日に新方式による未臨界核実験を実施したと発表した。貴国で通算27回目、貴職の大統領就任後4回目となる今回の実験に対し、非核・平和の世界と日本を願うわが会は、深い失望と憤りをもって強く抗議する。
今回の実験は核実験場や火薬を使わなかったとされるが、いかなる方法であれ、それが核兵器の維持・改良、核保有の継続を意味するものであることは明白である。こうした核実験は、「核兵器のない世界を追求する」との貴職の言明を台無しにするばかりか、貴国も賛成した2010年NPT再検討会議の最終合意に対する恥知らずな背信行為にほかならない。中東非核地帯化、北朝鮮の核開発をめぐる6ヵ国協議に否定的な影響を及ぼし、新たな核開発・核拡散を誘発する役割をもつことも重大である。「信頼性と安全性」が危惧されるような核兵器は廃棄すべきである。
我々は、「核兵器を使用した唯一の国としての道徳的責任」に言及した貴職が、未臨界核実験をふくむすべての核実験を中止するよう重ねて求める。同時に、貴職が包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期批准・発効をはじめNPT「行動計画」の誠実な履行と、核兵器禁止条約の交渉開始を速やかに決断するよう、強く求めるものである。
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