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 ●政府への要請
 
横須賀基地の米原子力空母母港化方針に抗議し、
 撤回を強く要求する
   非核政府の会が日本政府に要請文
2005年10月29日

 米海軍は28日、神奈川県の米海軍横須賀基地を母港としている通常型空母キティーホークの後継艦として、2008年からニミッツ級の原子力空母を配備すると発表し、日本政府は受け入れを表明した。非核・平和の日本を願う我々は、同決定に深い憤りを込めて抗議し、その撤回を強く要求する。

 米海軍の発表文によると、原子力空母配備は朝鮮半島や台湾海峡の有事などを念頭に、西太平洋地域における米軍の前方展開能力を向上させるためとしている。最新鋭の原子力空母が横須賀に配備されるなら、30年余も続いている米空母の世界で唯一の海外母港という異常な状況が強化・恒久化されるばかりか、米国による地球的規模での先制攻撃・戦争の出撃拠点と化し、わが国の平和と安全が大きく脅かされることになりかねない。また、国内の原発1基分に匹敵する大規模な原子炉を持つ艦船が、初めて人口3000万人の首都圏に居座ることとなり、国民多数が原子炉事故による放射能汚染、放射性廃棄物による汚染等の危険にさらされることとなる。

 そもそも米海軍横須賀基地の空母機動部隊は、これまで湾岸戦争やアフガニスタン、イラク戦争などで中心的役割を果たしたように、日本防衛とは無縁の、米軍の地球的規模での戦争の“殴り込み部隊”にほかならない。

 「非核3原則」の厳守とその法制化、非核の日本を求めるわれわれは、重ねて原子力空母の横須賀母港化計画に反対し、その撤回を要求するとともに、わが国の真の平和、国民の安全のために、米軍空母の母港化を返上するよう、強く求めるものである。